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「アッと驚く写真」には脳を活性化する効果がある 脳科学者が教える「脳が衰えない人」のプチ習慣

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  • 西 剛志 脳科学者(工学博士)、分子生物学者
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◎リラックスしている人や動物の写真

リラックスしている人や動物の写真を見ると、心身の緊張がほぐれていきます。これは、他人の行動を見ると、自分もその行動をしているような感覚に陥る「ミラーニューロン・システム」というしくみが脳に備わっているためです。

とくに鍛えられる脳力:共感力、意欲

ストレスを軽減する効果も

◎自然の緑がある写真

自然の緑は脳が一時的な休息状態になるため、たとえ緑が嫌いな人でも、自然の緑を見るとわずか5〜7秒で集中力が高まります。2014年のアメリカの研究では、緑のある写真と都市の写真を見てもらったところ、18〜25歳の若い人で約8倍、64〜79歳の高齢者でも4〜5倍も集中力が高まることがわかっています。また、集中力を高める作用のほかに、ストレスを軽減する効果も複数報告されています。

とくに鍛えられる脳力:集中力、感情コントロール力
(写真:SIME/アフロ)
◎躍動感のある写真

躍動感のある写真を1.2〜1.5秒間ほど見るだけでも、脳の思考や価値判断を司る部位(眼窩前頭前皮質)を活性化させることができます。体の動きを司る一次運動野、二次運動野にも作用するため、行動のイメージがしやすくなり、考えたことを実行に移しやすくなります。

とくに鍛えられる脳力:集中力、実行力、判断力

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【分泌されるホルモンが集中力や意欲を高める】

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