「アッと驚く写真」には脳を活性化する効果がある 脳科学者が教える「脳が衰えない人」のプチ習慣

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判断力を鍛えたいとき…

どの順番で食べるか考える

一番おいしく食べるにはどうすればいいか、食べる順番を考えてみましょう。先を推測するときに使用する脳の部位が活性化され、物事を適確に判断する能力が高まります。

記憶力を鍛えたいとき…

目を閉じて、どんな順番で並んでいたか再現する

目を閉じて思い出すことは、物事を短期的に記憶するワーキングメモリを活性化します。買い物するものや、電話番号などを覚える力を高めることが期待できます。

身の回りの写真でも応用できる

感情コントロール力を鍛えたいとき…

脳内を好きなドーナツの色にしてみる

イライラしたり、不安なとき、脳内は暗い色のイメージになっていることがわかっています。ドーナツの明るい色を頭のなかでイメージすると、気持ちが明るくなります。

共感力を鍛えたいとき…

写真のドーナツを話題に、どんな話をするか考える

他人を楽しませるためには相手の状況を理解している必要があります。発する言葉を考えることで、共感力を司る「前帯状皮質や島皮質」の部位が活性化し、思いやりのある言動がとれる効果が期待できます。

いかがでしょうか。

身の回りの写真でも応用できることだと思いますので、いろいろな写真でチャレンジしてみてください。

脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真
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西 剛志 脳科学者(工学博士)、分子生物学者

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にし たけゆき / Takeyuki Nishi

1975年宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで2万人以上に講演会を提供。エビデンスに基づいた研修、商品開発サービスなども全国に展開。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」(アスコム)をはじめとして累計32万部を突破。https://nishi-takeyuki.com

 

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