「今年こそ投資を始めたい」人が陥る"3つの盲点" 新NISA開始で「投資しないともったいない」の罠
「投資しないともったいない」は本当か
先日、インスタグラムの質問ボックスでこんなことを聞かれました。
「1000万円ほど預金したままです。もったいないですよね?」
さて、この記事を読んでいるあなたは、この質問をどのように解釈したでしょうか。無意識に「投資しないのはもったいない」と読みとっていないでしょうか。
この質問者さんもそういう意図で聞いてきていたのですが、本来お金は使うときに効力を発揮するもの。それなのに、「使わないともったいない」と考える人は今や少数派です。
一国の総理が「貯蓄から投資へ」を掲げ、今年は新NISAも始まります。投資をしないと取り残されるのではないかという不安にかられている人も多いようです。
経済教養小説『きみのお金は誰のため』の主人公優斗の母親も、その1人。新年こそは投資を始めたいと考え、年末に近くの書店に駆け込みます。



















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