医師人気は衰退?2023年の3大「婚活キーワード」 結婚を望む男女の感覚がいよいよ変わってきた

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私の体感では、医師とマッチングすると、約半数が母親によって潰されます。母親は自分の息子を「私が医者にした」という意識が強いのでしょう。

実際、小学生のころからお弁当を持たせて塾の送り迎えをして、一生懸命医師に育て上げた。だから、結婚にも口を出す。息子の希望など一切聞かず、「息子をそこらの人とは結婚させないで」「あんな女性との縁談は潰してください」と平気でおっしゃる方もいます。

一方、IT企業の親は息子がいくら高給取りだろうが、口を出してくることはまずありません。ちなみに、女性医師のお母さんも出しゃばってきたことはありません。

医師との結婚を望んでいた女性も…

20代の看護師の女性・かおるさん(仮名)は、典型的な”お医者さま病”でした。周りに医師がたくさんいる環境ですし、同期が医師と結婚しているからうらやましくて仕方がない。それで「私も医師と結婚したいんです」と入会。

しばらく医師とのお見合いを続けましたがなかなか成果が出なかったので、私が「高収入の方がいいというのであれば、この会社員男性も年収2000万円ですよ、こちらも1800万円ですよ」とIT企業の男性を紹介。実際に会ってみたら、おしゃれでエスコートが上手くて話もおもしろかったそうです。

医師は、医師になった瞬間から「先生、先生」と呼ばれて周りにお膳立てをしてもらう立場なので、エスコートに慣れてない方が多いかもしれません。結果として、かおるさんはIT企業勤務の30代男性と成婚しました。

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