年も改まりいよいよ目前に迫る中学受験。早い地域では1月10日から(埼玉県)と年明け早々に始まるところもあり、まさに超追い込みの時期を迎えている小学6年生は多いことだろう。近年のその中学受験において必要とされる能力の1つが読解力だ。
ということで、今回は『
マンガでわかる! 読解力を10日で上げる方法』の中から、正確に文章を読み解くポイントを紹介しよう。
誤読解をなくすための第一歩
読解力と言えば、経済協力開発機構(OECD)が81カ国・地域の15歳約69万人を対象に実施した国際学習到達度調査(PISA)において、日本の「読解力」が2018年調査で過去最低だった15位から2022年は過去最高の3位となったニュースは記憶に新しい。
日本の読解力の順位がV字回復した背景にはさまざまな要因があるが、文科省が、子どもたちの読解力や思考力の育成に重点を置いて定めた新学習指導要領の効果は大きいと言われる。
そのためか中学受験では、国語に限らず、算数や理科など他の教科でも読解力を必要とする出題が年々増えているのだが、その一方で出題意図を読み間違える「誤読解」も問題視されている。
では、誤読解をなくすにはどうしたらよいのか? その第一歩として、国語のキホンのキホンとなる主語・述語・修飾語を正確にとらえる方法をマンガで見ていくことにしよう。
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ぜんぽう たけし / Takeshi Zenpou
早稲田大学法学部卒。中学受験国語塾 β(ベータ)国語教室代表(経営者、指導責任者)。東京都内に5教室を展開(千駄木、本駒込、南青山、白金高輪、お茶の水)。講師数約20名、受講者数約100名。
司法試験受験生時の塾講師のアルバイトにて「法律の問題の解き方を国語の問題の解き方に応用できる」ことを発見。以後、思考力を高める方法、および、国語の問題の解き方を追究。四谷大塚講師を経て、1994年文京区千駄木に日本初の中学受験国語塾 β(ベータ)国語教室を開設。以来、約700人の受験生を、独自のノウハウに基づく完全1対1の熱血指導で合格に導いている。
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すのはら やよい
『かわいく、わかりやすく、庶民的』をモットーに 雑誌や書籍、広告等で活躍中。 学習参考書やビジネス書等様々なジャンルでマンガを手掛けており 楽しくわかりやすい表現方法に定評がある。似顔絵や独自の目線であたたかく伝えるイラストレポも好評。著書に『宝塚語辞典』(誠文堂新光社)、『ふたりの薄毛物語』(文藝春秋)など。共著に『マンガでおさらい中学数学』(KADOKAWA)『マンガでわかる! 1時間でハングルが読めるようになる本』(学研)など。中学受験を目指す娘と一緒に受験対策に奮闘中。
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