日本でも35人に1人が実践「前向きな離職」の正体 職場でのモヤモヤを解消する「キャリアブレイク」
また、キャリアブレイクには休職者も含みますので、実態としてはもう少し多いはずです。
労働者の0.4%(令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」)が連続1カ月以上の休職をしているので、常用労働者5109万人で計算すると約20万人。あくまで概算ですが、毎年167万人もの人がキャリアブレイクを行っていると推定できます。
キャリアブレイクが当たり前の時代はすぐそこに
これがどれくらいの人数か政令指定都市の人口(令和2年)と比べてみます。
8位の京都市から順番に上がっていくと、8位:京都市146万人、7位:神戸市153万人、6位:川崎市154万人、5位:福岡市161万人、4位:札幌市197万人、3位:名古屋市233万人、2位:大阪市275万人、1位:横浜市378万人と続きます。
キャリアブレイクした人たちが集まると、福岡市と札幌市の人口のあいだくらいの人がいます。
びっくりするほど少ない数ではないことがわかります。
電車や街中を見渡すと、みんな真面目に働いていて、無職なんていないように見えるかもしれませんが、キャリアブレイクはすでに日本で文化になりつつあるようです。
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