「認知症?」家族が心配な人に知ってほしいこと 相手の気持ちをないがしろにしていないか
怒らない・否定しない・共感する
家族が認知症だと診断されたら、大きな不安に駆られることでしょう。
しかし、周囲以上に不安なのは本人です。認知症になったからといって、いきなり何もわからなくなるわけではなく、むしろ初期の頃は本人にも「これまでできていたことができなくなった」という自覚があります。
「自分はいったいどうなってしまうのか」「どこか悪いのではないか」という、得体のしれない不安にとらわれることがほとんどです。
認知症が進行すると、時間や場所、人の認識が難しくなるため、さらに不安は強まります。
「自分が今、どこにいるのかわからない」「目の前の人が誰なのかわからない」という、少し想像しただけでも、足がすくむような不安に囲まれた日常を過ごすことになるのです。


















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