自己紹介で肩書を話す人が犯している致命的ミス 自分の魅力を最大化する「はじめましての言葉」

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肩書を外したら、自分はどこの誰なのか、どんな人間なのかを説明できない人に、とっておきの方法があります。

それは、「◯◯しばり」で自己紹介を考えるという方法です

これは、私が広告会社に入社した際、イヤというほど自己紹介をさせられた経験から生まれました。

自己紹介は頻繁にあり、毎回、新しい内容を要求されるのです(遠い目)。

そのたびに「趣味」「座右の銘」「学生時代の活動」と語っていくと、すぐにネタがつきてしまいました。

「自分は商品」という発想

あるとき先輩に、「なぜ、自己紹介ばかりさせるのですか?」と尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。

「うちは、広告会社だ。まず『自分』という商品を魅力的に伝えられなくて、得意先の商品を売ることができると思うか?」

そう言われて、ハッとしました。

「自分が商品」という発想が、私にはありませんでした。

こうした環境の中で編み出した方法が、「◯◯しばり」で自己紹介するというものです。

やり方は簡単です。

たとえば、「数字しばり」。

「私は男坊で、5つ上の兄がいます。父が転勤族だったもので、小学校は3回転校しました。変わるたびに友だちがゼロになり、悲しい思いをしたものです」

といった具合に、数字に特徴がある話を中心に、なるべくたくさんの数字を入れて語っていくのです。

他に、「色しばり」「料理しばり」「スポーツしばり」「歌しばり」「お金しばり」などもおすすめです。

ちょっとした暇つぶし、遊びのつもりで「◯◯しばり」に挑戦してみてください。

いろいろな「しばり」を加えて自己紹介を考えていくと、今までの発想にはない自分を表現する言葉が見つかります。

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