高級食材「トリュフ」ラーメンを食べたプロの本音 ポルチーニも…日本のラーメンに合わない理由
2023年版「ミシュラン東京」にビブグルマンで初登場し「醤油ポルチーニは、ポルチーニ茸と黒トリュフのペーストが香る」とまで書かれているので、再訪したが、初回と印象は変わらなかった。
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スペイン・サンセバスチャンのバル「GANBARA」で食べたポルチーニのソテー(写真/山本益博)
ポルチーニ茸の香りと味わいが最高に発揮されるのは、ソテーして熱を加えたときである。甘くて切ない味がするので、食べ始めると止まらない。
来年、季節の真っ只中に、どなたか、ポルチーニ茸かセップ茸かヤマドリダケをソテーし、麺とスープのシンプルなラーメンの具として、「きのこ」だけを添えるメニューを作ってくれる勇者はいないだろうか?
茸とラーメンの魅力は今一つ
この秋、茸のラーメンを探して食べてみたが、東京駅「そらのいろ NIPPON」の「キノコべジソバ」も小岩「無尽蔵こいわ家」の「きのこラーメン」も、茸の魅力は今一つだった。
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「そらのいろ NIPPON」の「キノコベジソバ」(写真/山本益博)
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「無尽蔵こいわ家」の「きのこラーメン」(写真/山本益博)
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