高級食材「トリュフ」ラーメンを食べたプロの本音 ポルチーニも…日本のラーメンに合わない理由

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「美味しい革命」の渦中にあるラーメン。秋の茸「ポルチーニ」「トリュフ」のラーメンは難しい理由(写真/山本益博)
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日本初の料理評論家、山本益博さんはいま、ラーメンが「美味しい革命」の渦中にあると言います。長らくB級グルメとして愛されてきたラーメンは、ミシュランも認める一流の料理へと変貌を遂げつつあります。新時代に向けて群雄割拠する街のラーメン店を巨匠自らが実食リポートする連載です。

「ミシュラン東京」初登場、「ポルチーニ醤油らぁ麺」

本記事はLEON.JPの提供記事です

六本木の「入鹿TOKYO」へ出かけてゆくと、誰もが券売機で「ポルチーニ醤油らぁ麺」を買って、食べている。最近は、インバウンドのお客さんがかなり増えて、開店当初から比べると行列が長くなったように感じる。一昨年、初めて出かけたとき、私も「ポルチーニ」に魅かれて食べた。

こちらは「特製ポルチーニ醤油らぁ麺」(写真/山本益博)

卓上に「ポルチーニ醤油らぁ麺の楽しみ方!!トリュフと数種のキノコを使った森のペースト(自家製オリジナルブラックデュクセルソース)が一口厚切りベーコンの上にございます。途中でスープに溶かして味と風味の変化をお楽しみください」と立て札があり、言われるままにしてみたが、残念ながらラーメンの味と風味にはほとんど効果はなかった。

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