「取り扱い説明書」とは、「言われたら嬉しい形容詞」「大切にしている価値観」「言われたら腹が立つこと」「今後のキャリアについて」「伸ばしていきたい能力」などを書いてもらい、共有することで、お互いの理解を深めるツールです。
「取り扱い説明書」を作り、「言われたら腹が立つこと」を回避してあげたり、「大切にしている価値観」に沿って指摘をするなど、相手に合わせたコミュニケーションができるようになります。
何より大事なのは明確さ
ここでも「取り扱い説明書」の共有が重要になってきます。
部下が、成長実感を持ち働くためには「明確さ」が、非常に重要になるわけです。
この成長実感がないと、仮に強めに指摘されたとしても、優しく指摘されたとしても、部下には何も響きません。
また、ここを押さえていなければ「関係継続:この人から学びたい」と思うこともありません。
もう少し具体的な指摘の方法を伝えると……、
②それについて上司はどう思うのか:上司自身の意見を伝える
③解決策を提示する:もしくは部下に考えてもらう
このような3つのステップで進めていけるとより伝わりやすいです。
「②上司はどう思うのか」が重要であり、「会社として決まっている」「そういうものだ」などの理由を言われた途端に「上司と関わる意味」が失われます。
なぜなら、聞いても無駄だと部下は認識するからです。
最後に、「③解決策を提示」します。ただ、解決策を提示しても部下が納得していなければ、行動を起こさないことのほうが多いです。
また、上司がすべて解決できるわけではありません。
お勧めとしては、部下の成長度合いも加味して、一緒に解決策を考えるのも有効です。
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