次世代インターネットの経済学 依田高典著
次世代インターネットはブロードバンド化、IPv.6化、FMC化、クラウド化の諸要素が絡み合って、これまでと量的にも質的にも異なる世界が展開されそうだという。
ネットワークの規模が拡大するほどユーザーへの効用も高まる「ネットワーク効果」を巧みに活用した「両面市場モデル」をどう取り込むか。固定・携帯の融合やIPv.6化が進む中で、日本企業はガラパゴス化を脱して世界と伍していけるのか。世界一速くて安いブロードバンドを持ちながら、なぜ日本ではグーグルやアマゾンのような企業が現れないのか。「コンテンツ」「インフラ」「プラットフォーム」の3層構造を踏まえたうえで、情報通信産業の現状と課題を中心に考察していく。
岩波新書 798円
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