驚愕!ヤバすぎる「焼き鳥のつくね」の裏側 知られざる「ボーンミート」の正体
河岸:君でも食べてみるとわかるよ。よく味わってごらん。どう? 本当に「肉の味」がする?
N君:うーん、そういえば「肉の味」って感じじゃないかも……。
河岸:「植タン」をこれだけ混ぜたら味が薄まるから、「肉エキス」などの調味料や添加物をいろいろ入れるんだ。
N君:でも、店で売られているものには「植タン」や「肉エキス」などの表示がないから、消費者にはわかりませんね。
河岸:惣菜店B店のように、「店の厨房で作って対面で販売している場合は、原材料の表示をしなくていい」というルールがあるからね。それに、そもそもこのつくねには、ほとんど「ちゃんとした肉」は使われていないと思う。
N君:ん? じゃあ、ほとんど「植タン」ってことですか?
河岸:いや、肉も少しは使われているけど、その肉も「ボーンミート」のはず。
N君:「ボーンミート」って……つまり「骨」ってことですか!?
専用チョッパーで肉をそぎ取る? 骨の破片入り!?
河岸:鶏をさばいて肉をとるでしょう。そうすると当然、骨が残るけど、骨の回りには、取り切れなかった肉がちょっとだけついているじゃない。
N君:そうですね。
河岸:それを骨のまま、専用の「チョッパー」に入れると、あら不思議、骨のまわりの肉をそぎ取ってくれるんだ。その肉を「ボーンミート」というの。
N君:ああ、ビックリした。骨を砕いて肉にするわけじゃないんですね。
河岸:う~ん……そこは何ともいえない。チョッパーは強力だから、骨がまったく入らないとは断言できないと思う。実際には、骨も少しは入っていることも多いはず。でも細かく砕かれるから、食感としてはわからないよ。
N君:いや、いくら食感でわからなくても、「骨の破片入り」は嫌ですよ……。正直、「そこまでしなくても……」という気がしますが。
河岸:命をいただくわけだからね、「余さず無駄なく食べる」という意味では別に悪いことじゃない。ただ、「ボーンミート」には、それとは「別の問題」があるの。
N君:えっ? 「別の問題」というと?
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