驚愕!ヤバすぎる「焼き鳥のつくね」の裏側 知られざる「ボーンミート」の正体

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焼き鳥のなかでも、特に「つくね」は、店によって味の差が激しいと感じませんか? その理由を、「外食のプロ」が明らかにします!(写真 : photo-o.com / PIXTA)
N君:今回で3回目となる焼き鳥シリーズも大好評で、「焼き鳥にあんなカラクリがあったとは知らなかった」「『2つの鮮度』が大事だとは思ってもみなかった」と、驚きの声が続々と届いています!
河岸(やや得意げに)それはよかった。どうせなら、みなさんにおいしい焼き鳥を食べてほしいからね。
N君:まっ、「よく焼き鳥ひとつで、あれだけ文句を言えるもんだ」という声も……ごにょごにょ。
河岸なんか言った?
N君:言ってないです、言ってないです。前回は100円焼き鳥の「もも肉」の食べ比べでしたが、今回は「つくね」になります。といっても某大手スーパーA店には「つくね」が売っていなかったので、惣菜店B店の「100円つくね」を食べてみましょう!
河岸つくねか……。このつくね、何から作っているか知っている?
N君:そんなの焼き鳥なんだから、鶏肉に決まってるじゃないですか。
河岸鶏肉は鶏肉なんだけど、「ボーンミート」といって、肉をそぎ取ったあとの骨の部分を使うことが多いんだ。
N君:ええっ! つくねって「骨」から作るんですか?

 

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焼き鳥シリーズ第3回目は、スーパーや安い居酒屋でよく見かける「100円つくね」の裏側です。

つくねは焼き鳥の中でも人気メニューのひとつです。編集者N君(35歳)のように、焼き鳥を食べるときはいつも頼む人も多いと思います。

焼き鳥のおいしさは「2つの鮮度」が決め手になるという話を前回しましたが、もちろん「素材となる肉のおいしさ」が大事なのは言うまでもありません。

しかし、鶏肉を塊(かたまり)から切って焼く「もも肉」などと違って、「つくね」はいろいろなものを「混ぜて」作ります。そのつくねには、いったいどんな肉が使われているか、みなさん考えたことがありますか? もも肉で使うような肉を、わざわざつくねに使うと思いますか?

前回に引き続き、編集者N君が自宅近くの某大手スーパーで買ってきた「100円つくね」を食べながら、写真付きで解説しましょう。読めば、本気でヤバい「つくね」の裏側がよくわかるはずです。

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