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中国人に人気「日本の化粧品」に起きている変化 処理水問題での懸念、独身の日はどうなる?

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  • 森下 智史 「中国トレンドExpress」編集長
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まず投稿件数の推移を見てみると、第1回の処理水放出の直前~直後にかけて日本の化粧品メーカーのスキンケア製品に関する投稿件数が急増した。残念ながら先に述べたように、処理水問題に関連した、批判的な言動が大部分だった。

 

その後、処理水放出に絡んだ投稿は、いったん落ち着いたものの、9月の上旬に入ると中国ブランドのスキンケア製品に関する投稿が増えた。

ここ数年中国では、「薇諾娜(Winona)」や「珀莱雅(PROYA)」など、中国メーカーの化粧品ブランドが台頭し始めている。これまで日本の化粧品メーカーは、質の高さから、現地で根強い人気を誇ってきたが、中国メーカーも年々質が上がってきていることや、手に取りたくなるような写真映えするパッケージで、中国現地でも若者を中心に人気が高まっているのだ。

中国国産スキンケアへの関心が高まる

処理水放出までは、日本のスキンケアのクチコミが安定していたのに対し、中国国産ブランドはキャンペーンの有無により乱高下していた。しかし、処理水放出以降は明確に中国国産のスキンケアへの関心が高まり、日本のスキンケアを押さえている状況になっている。

また9月6日にはアリババ集団のECプラットフォーム「淘宝Taobao」が、ライブコマース上で「中国ブランドのスキンケア」特集を実施したため、その影響もあると推測される。

こうした事態に対して、日本企業は手を打てない状況が続いていた。処理水放出による反日感情が高まる中で、日本の化粧品メーカーは、炎上や、それによるブランド棄損を避けるため、SNSでのマーケティングがしにくかったようだ。

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