婚活でなぜか「上から目線」40代女性たちの心理 お見合いは「早慶国立以上の学歴」に限る!

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さくらさんも「マッチングアプリだったらバンバン会えるのに、なんでここは会えないの? おかしいじゃない」とアドバイザーに食って掛かっていました。しかし、マッチングアプリで出会った男性は遊び相手を探しているだけの可能性が高い。

「マッチングアプリのゴールは結婚ではないことが多いので、全然違うものですよ。いったんやめて、相談所だけに絞るのはいかがですか」といくら説明してもわかってくれません。「なんでよ、私が何しようと自由でしょ」と言われてしまうと、無理やり止めるわけにもいきません。

あげく、アドバイザーに対してワンナイトラブの自慢を始めてしまう。「私、すごいイケメンとバーに行って、耳元で『好きだよ』って言われたの」「彼のスーパーカーでドライブしたんだ。スーパーカーって乗り心地悪いのよ。知らないかもしれないけど」と、マウンティングをしてくる始末です。

お見合い相手に会わずに「放置」

アラフォー会社員のゆり子さん(仮名)は、お見合いに行って男性に会わずに帰ってきてしまいました。さくらさん同様、あまりに理想が高すぎてお見合いが一向に成立しないので、アドバイザーがマッチングしてしぶしぶ向かったのです。

もともと乗り気ではなかったお見合い。待ち合わせの場所にいた男性はやはりタイプではなかったようです。ゆり子さんから「待ち合わせ場所に行ったけれども、男性が来ていませんでした」と報告を受けました。

でも実は、それはうそだったんです。お見合いを約束したのに、会わずに勝手に帰ってしまうのはルール違反。違約金を取られてしまいます。ゆり子さんは違約金を払いたくないために「男性がいませんでした」とうそをついたわけです。

男性に聞いてみると「自分のことを15秒くらい見て、去っていった女性がいました。大きな花柄がある白いワンピースを着たロングヘアーの女性でした」と言っていました。確かにゆり子さんが当日着ていた服装なのです。

アラフォーは、仕事に対して自信を持ってくる時期。そのせいか自分を過大評価していて、他人を見下す人が多くいます。そして自分本位。ゆり子さんも男性が何日も前から時間を作って、もしかしたら仕事やほかの女性とのお見合を調整して来てくれたかもしれないということまで思い至らない。

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