白だしには、「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」、その他各種の「✕✕エキス」が使われていることが多くあります。
「たんぱく加水分解物」については「日本人の舌を壊す『黄金トリオ』の超ヤバい正体」、「酵母エキス」については「健康志向の人も知らない『無添加だし』の深刻盲点」で述べているので、詳しくはそちらをお読みいただきたいのですが、私が指摘している一番の問題は「非常に濃い味」「強いうま味成分」ということです。
「何の臭い? なんで、こんなにくさいの?」
「たんぱく加水分解物」は肉や大豆などのたんぱく質を分解して作り出す「うま味成分」です。たんぱく質の分解には多くの場合、「塩酸」が使われます。
こうして取り出されたうま味は、こんぶやかつおなどでとるだしとは比べ物にならないほど強く、濃厚で「後味をひくうま味」です。
「たんぱく加水分解物」には「独特の臭い」があり、人によっては「くさい」と違和感をもつ人も少なくありません。私の妻や娘も「たんぱく加水分解物」の臭いが苦手で「何の臭い? なんで、こんなにくさいの?」と口にします。
「たんぱく加水分解物」も「酵母エキス」も、飲み込んだあとに「強いうま味」が残ります。
もちろん無添加で天然のだしを使った「白だし」もあります。しかし、あまり一般には広まっていません。
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