世界を変える、クール・ソリューション 金谷年展著

世界を変える、クール・ソリューション 金谷年展著

キーワードはホットよりクール--。低コスト・高パフォーマンスであり、資源・エネルギー覇権主義の潮流の中でも生き残れ、かつ国内産業の発展も促せる。日本にとって低炭素社会の実現のための最適プロセスはクールにあり、と主張する。このクールには「すばらしい、かっこいい」という褒め言葉を伴うベストソリューションという意味が込められている。

例として詳しく紹介されるのは、いずれも地味ながら実力が証明済みで、イノベーションが確実に進んでいる技術。ディーゼル車や天然ガス車などの内燃機関の車、廃熱活用のコージェネ、ライフスタイルの見直しによるパッシブエコなど。中でもシェールガスの商業化に道筋がついたことに注目し、「内燃機関+バイオマス+天然ガス」こそ日本にふさわしいとする。

見落とされがちなソリューションに光を当て、企業のカーボンマネジメント戦略はどこに向かうべきか、あらためて考えさせる。

ダイヤモンド社 1575円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 中原圭介の未来予想図
  • ココが違う!結果びと
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 令和の新教養
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。