生島ヒロシ氏73歳「1日4、5回歯を磨いてるのに」 今最も関心がある健康テーマは「口腔ケア」

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──生島さんのように、健康に関する情報をキャッチし、取捨選択するコツはありますか?

まずは、好奇心のアンテナをつねに張っておくことです。最近でも「男性にも巻き爪が多い」と聞いて、気になって自分でいろいろ調べてみると、「巻き爪を直すワイヤを開発した先生が町田にいるらしい」といったことがわかる。新しい知識を得られることが面白いし、その先生を番組のゲストにお呼びすることがきっかけで交流も広がっていきます。

あとは、実際に体験してみると、「この方法は自分には合わないな」「この先生の言っていることはどうも違うぞ」ということがわかってきます。そうしていろいろ試しながら、自分に合う健康法を取捨選択していくんです。

情報収集という点では、ラジオもその1つです。実際に僕の番組を聴いて「おかげで体の不調がなくなりました」と感謝のお便りをくれるリスナーはたくさんいます。

このラジオ番組を通じて健康に関する情報をお届けすることが、自分の使命だと思っているし、全国のリスナーのためにもがんばって番組を続けていこうという気持ちが僕の心の支えになっていますね。

「大人虫歯」になっていてビックリ

──ちなみに目下、生島さんが気になっている健康テーマはありますか?

「歯」ですね。僕も口腔ケアにはかなり気を遣っているほうで、2カ月に1回は歯医者に行っているし、1日に4、5回はブラッシングしたり、フロスやウォーターパルスも徹底してやっています。

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それでも、例えば以前治療した歯っていうのは自然の歯と違いますから、どうしても隙間ができて、そこに糖質が入り込んでしまって、いわゆる大人虫歯ができてしまう。大人になってから虫歯になってしまうと非常に厄介なことになるんですよね。

表面についてはかなり意識してケアをしてきましたが、最近わかったのは、歯と歯の隙間とか、歯と歯茎の間とかに虫歯が侵食することがある。「セカンドオピニオン」のためにたまたま別の歯医者でレントゲンを撮ったら、こんな形が虫歯が広がるんだってビックリしちゃって。

やはり、欧米に比べて日本人の歯のケアはちょっと甘い。現にいま、大人虫歯がすごく問題になっているし、認知症リスクとも関係があるといわれています。基本的には自分の歯があるっていうことが認知症になりくいことにつながるので、歯のケアは命懸けでやらないとダメだなと思っています。『70歳からの「貯筋」習慣』の次は「70歳からの歯のケア習慣」の本を出そうかな(笑)。

堀尾 大悟 ライター

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ほりお だいご / Daigo Horio

慶応大学卒。埼玉県庁、民間企業を経て2020年より会社員兼業ライターとして活動を開始。2023年に独立。「マネー現代」「NewsPicks」「新・公民連携最前線」などで執筆。ブックライターとしても活動。

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