生島ヒロシ氏73歳「1日4、5回歯を磨いてるのに」 今最も関心がある健康テーマは「口腔ケア」

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──そのほかに、普段の体調管理で気をつけていることはありますか。

とにかく、体を冷やさないこと。とくに下半身を温めることですね。今日(※取材時は9月中旬)もズボンの下にタイツをはいていますし、夏場でも室内にいるとクーラーの冷気が下から入ってくるので、足首からひざまである着圧ソックスをはいています。

あと、腹巻も欠かせません。今は加茂繊維の「BSファイン」のウエストウォーマーを身につけています。疲れや寝不足などで調子が落ちそうなときや悪寒がするときは、腰とおへその下あたりに使い捨てカイロを貼って温めています。

生島ヒロシ(いくしまひろし)/1950年宮城県気仙沼市生まれ。パーソナリティー。米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、TBS入社。1989年に独立し、生島企画室を設立、所属する多数のタレントの指導とプロデュース業にも励んでいる。1998年から続くTBSラジオ系『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』をはじめ、テレビ、イベント司会、講演など幅広い分野で活躍中(撮影:今井 康一)

借金10億円で一時期は胃薬頼みに

──『70歳からの「貯筋」習慣』でも紹介されていましたが、フリーアナウンサーとして独立後に大きな借金を負ってしまったそうですね。

バブル期の不動産投資に失敗してしまい、借金が10億円にまで膨れ上がってしまいました。同時に、順風満帆だった仕事でも帯番組でのレギュラーがなくなり、一時期は胃薬が手放せないほど追い詰められましたね。

でも、いろいろ考えると眠れなくなるので、その時期は毎日のように筋トレをしていました。そうするとクタクタになって、余計な考え事をせずにすぐ眠りにつけるんです。

鎌田先生は、筋トレをすると「テストステロン」という、人生の壁にぶつかっても、その壁を壊して前に進むことができる「なにくそホルモン」が分泌されると言っていました。確かにそのピンチの時期には「なにくそホルモン」が出ていたのかもしれませんね。結果、仕事も次第に好転していって、60代半ばで借金を完済することができました。

プロゴルファーの青木功さんは、一流のゴルファーの条件として「体・技・心」の順に大事だ、と言っていました。丈夫な体があればある程度のことは乗り越えられるし、心もめげないと思います。そのためにも、自分の年齢に合った「貯筋」習慣を身につけることが大事ですね。

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