80代の両親の生活を近所で見守っているA子さん(55)。私の学生時代からの友人で、先日「母親の延命治療について悩んでいる」という話がありました。
今年88歳になるA子さんの母親は、7年前に難病であるパーキンソン病と診断され、主に同居する父親が介護しながら、自宅生活を続けています。
ところが数カ月前から、病気の影響で、飲み込みが悪くなる嚥下障害が起こり始めました。そしてそれをきっかけに誤嚥性肺炎を起こして病院に救急搬送され、1カ月間の入院生活を送ることになりました。
高齢者に多い誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎は食べ物や唾液、胃液が気道に入り、そこに含まれていた細菌が肺や気管支で繁殖して炎症が起こる病気です。高齢者に多く、場合によっては死に至る危険性もあります。


















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