コミュニケーションというものを分解すると「発信」と「受信」の2つの要素に分けることができます。
「発信」ばかり強化しても、会話は弾まない
人との会話が続かない、もしくは盛り上がらない人の思考の特徴として、「発信」を強化しようとする傾向があります。
具体的には、「どうすれば面白く話せるのか」などの「話し方」や「どうすれば面白い内容を盛り込めるのか」などの「話す内容」のほうへ意識が向きがちです。
実は、人との会話が続かない、もしくは盛り上がらない人が、最も意識するべきは「受信」にあります。なぜなら会話は、結局のところ相手とのキャッチボールだからです。
どれだけ速い球が投げられようとも、相手の球を受けることができなければキャッチボールは成立しません。
「キャッチボールしようよ!」と相手から誘われたのに、グローブすら持っておらず、あなたが投げるボールを受け取るそぶりがなく、さらにはボールを拾いにも行かず、自分のポケットに入っているボールばかり投げてきていたら、異常な光景すぎて「こいつとは一生キャッチボールするのはやめよう……」と思うのは当たり前の話です。
それであれば、チャットGPTと話をしていたほうが圧倒的に楽しいと思ってしまいます。
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