つまり、重要なのは「受信」であり、相手が気持ちよく話せるような「聞き方」や「話しやすい雰囲気づくり」である「相槌」が重要ということです。
相手の求めるものに応じて相槌を変える
相手が投げてきた球をキャッチャーミットで「バシッ!」と大きな音を立てて捕り「ナイスボール」と声もかけてあげることで、相手も肩を壊すほど投げ込んでくれるようになっていくわけです。
では、どのような相槌を打つと、相手が気持ちよく自分の話をしてくれるのでしょうか。
マズローの欲求5段階説を参考に説明していきます。
![マズローの欲求5段階説](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/b/0/570/img_b037470599edea5bb64f38bc91e89052154327.jpg)
マズローの欲求5段階説に応じて相槌を変えると、相手は気持ちよく話せるようになる(図:『神雑談力』より)
マズローの欲求5段階説とは、アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって成長する」 と仮定して、人間の欲求を下から順に「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「尊厳欲求」「自己実現欲求」の5段階の階層で示したものです。
「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」は「外的に満たされたい」という低次の欲求。「尊厳欲求」「自己実現欲求」を「内的に満たされたい」という高次の欲求としています。
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