「無意識」を操り、無理なく願望を実現する方法 夢の実現に必要なことは習慣化させてしまえばいい
昔よりも現代のほうが、夢をはるかに叶えやすい
そもそも現代人は、昔の人よりも恵まれていることにお気づきでしょうか? 少なくともこの本を手に取っている時点であなたは、住むところや食事にそこまで困ってはいないはずです。
ですが、世界に目を向けると、戦争や紛争のため生き延びることに必死にならざるを得ない人たちも大勢います。そのような状態に比べると、日本は平和で衣食住が満たされているわけですから“夢”を叶えやすいはずです。
ここで、願望実現をする上で大切な「マズローの欲求5段階説」について触れておきましょう。「マズローの欲求5段階説」とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが著書『人間性の心理学』の中で提唱した理論です。「マズローの法則」や「自己実現理論」と呼ばれることもあります。
マズローは「人間の欲求には①~⑤の段階があり、これらが①から順番に満たされていく」と説いています。その5つとは、次の通りです。
①「生理的欲求」…睡眠、食欲、性欲などの命を守る欲求
②「安全欲求」…心身の安全が確保された生活を送りたい欲求
③「社会的欲求」…帰属欲求とも言われる。他者から評価されたい欲求
④「承認欲求」…他者から尊敬されたい欲求
⑤「自己実現欲求」…自分の夢を実現したい、理想の自分になりたいという欲求
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