日本人女性を惹きつけるスリランカの秘めた魅力 親日の仏教国、低予算で安全に楽しめる

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観光客に対してのサービス料金は総じて現地の人々よりも高いが(世界遺産などの観光地では現地人の約30倍程度)、その分、ホスピタリティもあり、観光を主とした外貨獲得を基幹産業にしていきたいという意図も伝わってきた。

移動に関しては、旅行者はタクシーやツーリストカーの利用がメインとなるだろう。ただ、短距離の移動でも「Uber」や「Pick Me Up」といったライドシェアが発達しており、利用もしやすい。ちなみにトゥクトゥクでも車種指定が可能で、かなり便利でもあった。

コロンボ市内のペター地区にあるメインストーリートに足を運ぶと、道に人が溢れているという、いかにもアジアらしい雰囲気がある。

スリランカ コロンボ
人で溢れかえるメインストリート(筆者撮影)

料理も日本人の舌に合うものが多く、特に良質なカニやエビを使用した料理は非常にレベルが高かったことも嬉しい誤算だった。また、現地の人も利用する関係もあり、街中でアーユルヴェーダを利用できる施設も多く値段にも幅があるため、予算に応じた過ごし方ができる点もありがたかった。

ODAを通じて強い結びつき

もう1つ、旅行中に強く感じたのは、かなりの親日国ということだ。道すがら「ジャパニーズ? コリアン? チャイニーズ?」と尋ねられ、ジャパニーズと答えるとそこから会話が始まる。

もともとスリランカと日本は、ODAなどを通して長年友好関係が続いている。スリランカ財務省が2021年に発表したデータによると、同国の主要援助国の中国(27.5%)に次いで、日本が2位で(26.7%)、3位のインド(17.1%)を大きく引き離している。コロンボなどは、中国系の企業による土地買収が進んでいるが、日本の場合は純粋な援助という側面を感じられた。

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