"ひとりが好きな人"が懇親会を楽しむ9のヒント 最後までいなければならない義務はないから

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ビジネスの交流会に参加する人たち
ビジネスにおいては交流会や懇親会は大切な人脈づくりの場ですが、内向的な性格な人にとっては億劫(おっくう)に感じることもあるかもしれません(写真:jessie / PIXTA)
「雑談は苦手だけれど深い話は楽しい」「長時間パーティーで過ごすと疲れる」「エネルギーを補給するためひとりで過ごす時間が必要」――。
もしそのように感じる瞬間がたびたびあるなら、あなたは内向的な性格(内向型)かもしれません。
「本当はひとりの時間が好きだけれど……」と感じる内向型の人でも、交流会や懇親会を楽しく過ごせるヒントをフランス出身のビジネスコーチ著述家・ティボ・ムリス氏の著書『「ひとりが好きな人」の上手な生き方』から一部を抜粋・再編集してお届けします。

 

「2人の参加者とつながる」が目標でもいい

人脈づくりのイベントは、内向型のあなたが最も参加したくないものだろう。だが、それは意外と楽しいかもしれない。もちろん、会場にいるすべての人に話しかけたり、名刺を何十枚も配ったりする必要はない。

実際、そんなことをしても好ましい結果は得られないだろう。人脈づくりの場に参加するときは、次の提案を参考にしてほしい。

①深い話をする

内向型の人によく見られる特徴に「雑談が苦手で、深い話を好む」というものがある。あなたは内向型として、誰かと深い話をしたいと思っているはずだ。人脈づくりのイベントに参加するとき、その願望を抑えるべき理由が私には見当たらない。部屋にいるすべての人と名刺交換をしようとするのではなく、少数の人たちとの有意義な交流をはかろう。

②明確な目標を設定する

人脈づくりのイベントに参加する前に、明確な目標を設定しておくことが重要だ。「ここで何を成し遂げようとしているのか?」と自分に問いかけよう。

たとえば「少なくとも2人の参加者と有意義なつながりをつくる」というのでもいい。必ず達成できると思える明確な目標を設定すると、プレッシャーを軽減することができる。

目標はあまり大きすぎないほうがいい。もちろん、当初の目標より多くの人にアプローチすることは可能だが、それはオプションにすぎない。

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