③滞在時間を決める
そのイベントでどれだけの時間を過ごすかをあらかじめ決めておこう。それは20分とか30分という短時間かもしれない。もっと長くいたいなら、そうすればいいが、無理をする必要はない。
④十分に準備をする
内向型の人は、その場で相手の質問に即答できなかったり、相手に対する適切な質問を思い浮かばなかったりするかもしれない。だから前もって相手の質問を想定し、答えを準備しておくだけでなく、相手に対する適切な質問を考えておこう。
その際、「イエス」か「ノー」で答えられる質問を避けて、自由に答えられる質問が好ましい。
自己紹介は「エレベーターピッチ」で
⑤自己紹介のやり方を工夫する
初対面の人に対する簡単な自己紹介を準備しておこう。これは「エレベーターピッチ」と呼ばれ、エレベーターの中で15〜30秒以内に自己PRをすることを想定したものだ。
エレベーターピッチを人脈づくりのための挨拶とみなそう。自己紹介をするときは、単に自分が何をしているかではなく、どのように人々の手伝いをしているかを簡潔に説明しよう。
自分がどんな価値を提供しているか、どんな問題を解決しているか、誰とつながりたいかをはっきりと伝えよう。自己紹介の仕方を工夫し、相手がもっと詳しく知りたいと思うような話し方をすることが重要だ。
たとえば「私の名前は〇〇です。弁護士として離婚と家庭問題を担当しています。人々が困難な時期を乗り切るお手伝いをしています」とか「人々がより幸せな人生を送れるように賢明な選択をするお手伝いをするのが任務です」と言ってから、「ぜひあなたとつながりをつくりたいと思っています」と付け足すといい。
⑥休憩をとる
人脈づくりのイベントに最初から最後までいなければならない義務はない。だから恥ずかしがらず、必要に応じて途中で休憩をとればいい。
⑦80対20の法則を活用する
イタリアの社会学者パレートが提唱した「80対20の法則」によると、努力の20%が成果の80%につながるとされる。同じことが人脈づくりのイベントにも当てはまる。
あなたが参加しようと思っている人脈づくりのイベントの中で、たくさんのチャンスにつながるイベントと、そうでないイベントがある。イベントが苦手な内向型としては、成果につながりそうな20%のイベントにだけ出席し、残りの80%のイベントには欠席したほうが得策かもしれない。
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