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受験は「できない子の逆をする」のが有効な理由 よくある成功体験談をまねることの落とし穴

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  • 渋田 隆之 国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー
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●質問する前に問題文をよく読む

ミスが多い子は、基本的に問題文をよく読んでいません。「先生、ここがわからない」と質問を持ってくる場合に、「もう一度、問題文を読んでみようか」で解決することが実に多いのです。マンツーマンで指導する場合は、目の前で音読させるのが効果的です。

●体験談を信じない

「公式を丸暗記して合格した」という成功事例ほどあてにならないものはありません。優秀な子は、公式を理解したうえで、暗記をしています。体験談には、どうしても美化というバイアスがかかります。基本的に、頭以上に手を使おうと意識しないと、成績は伸びませんし、定着もしません。

カンニング経験者は多い

●カンニングをさせない

残念ながら、生徒の中でカンニング経験者はたくさんいます。早期に発見し、解決していかないと、その癖はなかなか抜けません。「友だちが上のクラスに上がったから」などと、他人と比べて焦るタイプの子には要注意です。解答を保護者が管理するなど、「カンニングができない」工夫をしていきましょう。

●人のせいにすることをやめる

合格する子は失敗を自分のせいにし、うまくいかない子は失敗をまわりのせいにする傾向にあります。他責思考が成長を阻害するのは、何事にもあてはまります。

保護者が気をつけておくのは、塾や塾の先生・教材に不満があったとしても、子どもの前では悪く言わないこと。無意識に子どもを「塾が悪いから」「教え方が悪いから」「教材が悪いから」という考え方に誘導しがちなので注意が必要です(不満があるときは大人同士でやりとりしましょう)。

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