現在に至るまで、ロリータファッションモデルとしての心境の変化もあった。10代は「趣味」で、20代からは看護師との「二足のわらじ」に。
そして、40代の今は「多様性の時代になり、ここまでモデルをやれるとは思わなかった」という。
批判を浴びる愛好者の「矢面に立てれば」
SNSのプロフィール欄には「ロリータモデル&正看護師」と、現在も記載している。
理由は、ロリータファッションへの偏見や誤解を拭うため。
ときに「お菓子の国から来た人」などの声にもさらされつつも、同じファッションをこよなく愛する人の「矢面に立てれば」と意気込む。
看護師の肩書は「自分の武器」として。モデルの仕事を続けられるかと危うさも感じつつ、「できるのであれば50代、60代になっても続けていたい」と誓う。
その生きざまは、誰もが「何者か」になりたいと願う時代にも通じると考えてやまない。現代は「自由な時代」とする青木さんからのメッセージは、そう願う人たちの背中を押す。
「今は、SNSで自由な発信ができて、レスポンスがもらえますし。インフルエンサーとしての生き方もある時代なので、あきらめずに突き進むのが大事だなと。私は、ロリータファッションで強くなれたので。みなさんも、好きなものと出会ってほしいです」
生き方は多種多様。SNSで存在感を示せる現代は、何かを“はじめること”そして“継続すること”が重要だといわれている。
青木さんの“貫く”人生には、学ぶべきものがたくさんある。
*この記事のつづき:「中国でフォロワー100万」日本人モデル、驚く正体
*この記事の中国語版はこちら:40岁的她,仍坚持护士+"洛丽塔时尚"的生活方式
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