「損得ばかりを常に考える人」が見失う大事な視点 「易経」から考える"本当の幸せ"とは何なのか

幸せの定義とは
そもそも「幸せ」とは何なのでしょうか?
それは「自分の生き方に対して自分自身が納得できること」、つまり「自分の人生を自分自身で決められること」そのものです。
その定義からすれば、社内で昇進すること、成功者だと賞賛されること、金持ちになってちやほやされること、これらはすべて「幸せ」には当てはまりません。それらはすべて、「他者が決めること」だからです。
すべてをなげうち、人間関係や健康を壊してまで夢を達成した人の、「自分の幸せはこれではなかった……」という悲しい末路は、決して少なくないからです。
幸せになるには、まずその最終評価を他者に委ねないことが必要なのです。そのためには、自問自答を習慣にしましょう。それに使えるのが、まさに『易経』です。
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