東大生断言「感情的な人ほど成績上がる」納得理由 「無感動で仏頂面の人」は成績が上がりにくい訳

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さて、そうはいっても、「自分は、感情の起伏は激しくないが、頭の中で考えていることはある」「だから、わざとそれをオーバーに実践する必要はないんじゃないか」という人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それでも僕は、どんどん言葉や態度に表していくべきだと思います。顔や言葉に表れない感情がある人もいるかもしれませんが、やはり態度や行動を変えると、感情は増幅します

口角を上げて笑顔の形を作ると、自然と「面白い」という感情がつくられるものです。やはり顔や言葉に感情を乗せていくべきだと思います。

東大生に「独り言が激しい人」が多いわけ

2:独り言をしゃべる

もう1つこれに関連しておすすめなのは、「独り言をしゃべる」というものです。

東大生には「独り言」が激しい人が多い印象があります。誰にも何も話していないにもかかわらず、1人で「あ、なるほどこの問題はこう解くのか。ってことは、ここをこうすればいいから〜」とか、ずっとしゃべり続けている人は多いです。

誰も聞いていないことを前提にして、自分で思い付いたことを口に出して感情を表出させていったら、感情が豊かになり、自分の感情の整理もできて、成績は上がっていくはずです。

いかがでしょうか? 勉強法や参考書を変える前に、感情の面をコントロールすることを、ぜひ実践してみてください。きっと効果が現れると思います!

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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