あきらめない!大人になっても身長は伸ばせる キーワードは「代謝」「成長ホルモン」「骨格」
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/570/img_d98289fc1c5a44f7789217a61c0804ce585267.jpg)
鍼灸師・柔道整復師の高林氏は「大人になっても身長を伸ばすことはできる」と断言します。その根拠とは?(写真:kei.channel/PIXTA)
「170センチの壁」という言葉をご存じでしょうか? これは、税金や社会保険料の関係から、年収が130万円を超えたときの目標収入である「160万円の壁」をもじった造語です。男性にとって身長が160センチ台か170センチ台かはそれほど大きな問題で、身長168〜169センチの男性が「170センチです」と盛っていうことはめずらしくありません。
しかしながら、一般的に身長は成長期を過ぎると止まるといわれています。ということは、すでに成長期を終えて身長が170センチに達していない男性に未来はないのでしょうか?
アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長の高林孝光氏は「大人になっても確実に身長を伸ばすことはできる」と断言します。その理由と方法について、高林氏の著書『身長は伸びる!──子どもはもちろん!大人になっても』より一部抜粋、編集して解説します。
背が伸びるということは骨が伸びるということ
私たちの体には206個の骨があります。このうち、身長に直接的に関係する骨は、脊椎、大腿骨、脛骨、腓骨です。
成長期の骨の両端には、骨と骨とのつなぎ目に当たる骨端線があります。この骨端線の端から骨が伸びていく部分を骨端軟骨といいます。骨端軟骨の細胞である軟骨芽細胞は、ホルモンの働きや栄養が豊富な血液を受け取ることによって増殖・成長し、層のように積み重なって縦に伸びていくのです。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/5/2/570/img_52d4e08f1f38dcbdfd33d89f46f4b210331545.jpg)
(『身長は伸びる!──子どもはもちろん!大人になっても』より)
したがって、成長期が終わるまでの間に、ホルモンや血液の循環をよくして、軟骨芽細胞の増殖・成長を促せば、身長は自然に伸びていきます。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら