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ガン発症5年、コンサルタントが感じる後悔と感謝 ガン患者のサポートを「受ける」から「する」側へ

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「病気をした人」ではなく接してもらう時間が増えていくと、自分も無意識のうちに「特別な申し送りのない人」として振る舞うようになるのかもしれない。

今年の4月に海外出張に行ったのも大きかったと思う。在宅での抗がん剤治療を終えた頃、コロナの感染拡大が始まったため、免疫力の下がっている自分が海外に行くことなど考えられなかった。コロナ感染の心配が低下しても積極的に海外に行こうと考えることがなかったのだが、仕事の関係で今年4月にベトナムのハノイに行く話が持ち上がった。

「こうしておけば…」という少しの後悔

以前は1人で外国を訪れることも多かった私だが、5年ぶりに1人でハノイまで行くことになって多少緊張した。コロナ関連の追加手続きやアプリを使っての出国入国にも慣れていなかったし、なにより自分の体力にも完全な自信がなかったからだ。そんな状況だったため、ハノイでのタスクを無事に終えて帰国した際、心からほっとした。と同時に、達成感も感じることができ、病気をする前の自分に戻ったような感覚を覚えた。

こんな環境の変化や経験が積み重なった結果、自分自身が白血病になったことを忘れ始めているのかもしれない。

白血病の治療がうまくいき、寛解維持をして日常を取り戻した私は非常に幸運な人間だと思う。しかし5年前のことを思い返すと、「こうしておけばよかった」と思うこともある。

「もっと仕事関連の動向や関連情報をキャッチアップしておけばよかった」

「もっと早くに復職しておけばよかった」

という、キャリアに関わることが頭をよぎることがある。

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