実績に乏しい若手、転職アピールの注意ポイント 「盛る」は絶対NG、面接で詰問されたら撃沈の憂き目

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
転職
(写真:kai/PIXTA)
慢性的な人手不足の昨今、多種多様な採用方法が認められるようになり、たとえば新卒入社した会社を短期で退職しても早々に次が決まるといったことが起きています。この機会をとらえ、転職を成功させるにはどのように準備すればよいのでしょうか。『20代~30代前半のための 転職「書類」受かる書き方』より一部抜粋・再構成のうえ、ノウハウをご紹介します。

「輝かしい実績」がなくても大丈夫!

たとえば「第2新卒」に毛が生えたような「新卒入社して4年目の人」。

「トップセールスを25カ月連続、現在も継続中」という売りでもあれば書くでしょうが、そんな売り、皆が持っているわけではありません。そのため、「テンプレート」を提供されても入力が進まない、というケースがよくあります。

書けたとしても「自分なんて、ただ会社に言われたことをやってるだけだから」と「謙虚」すぎて、うまくPRできていないケースも多いです。

しかし企業側は、先にも触れたように、ポテンシャルの期待度が高いこの年代に、輝かしい実績は求めていないことが多いのです。

したがって、虚偽を書くのは絶対にNGです。仮に「社長賞を受賞」と書いて、「では賞状とか証拠を見せてください」となったら秒殺です。平均以下の営業成績だったのに、上位をキープしていたかのように、証明しにくい「盛った」内容を書く人も一定数います。書類選考は通過するかもしれませんが、面接で海千山千の採用人事に詰問されたら、しどろもどろになり撃沈すること必至です。何度も繰り返しますが、絶対にやめておきましょう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事