極寒の「北海道」と「コタツ」の意外すぎる関係 コタツ保有率は47都道府県で何位か?
世の中にあふれるさまざまな統計やデータ。これをもとにしていろいろなランキングが作られるワケだが、中にはなぜそうなるのかの理由が、すぐにはわからないような“世にも不思議なランキング”がある。
TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』(5月25日放送)は、そんなランキングデータの謎を解き明かす番組だ。「なんで△△が○位にランクインしているのか?」。その裏側を探ると、驚きの事実が次々に明らかになってくる。
5月に入り、肌寒い日はほとんどなく逆に暑くなってきたが、「実はこの冬に出したコタツをまだ片付けていない」という家もあるかもしれない。
日本一寒い北海道にコタツがない?
観測史上日本でいちばんの寒さは、1902年1月25日に北海道の旭川地方気象台で観測された-41.0℃。第2位は1902年1月26日に北海道・帯広の-38.2℃、第3位は北海道・江丹別の-38.1℃だ。最北に位置する北海道は、統計的に見ても明らかに日本で最も寒い。このデータを聞いて、びっくりする人はいないだろう。ところがそんな北海道には暖房器具で「定番中の定番」というイメージのある、コタツにまつわる驚きのデータがある。
■都道府県別・一般家庭におけるコタツの所有率ランキング
45位 東京都
46位 沖縄県
47位 北海道
46位 沖縄県
47位 北海道
出典:ウェザーニューズ、2013年11月27日調査
日本一寒い北海道の家庭が、常夏の沖縄よりもどこよりも暑いイメージがある大都会・東京よりもコタツを持っていないのだ。いったいなんで?
取材班はその謎に迫るため、さっそく北海道へ飛んだ。
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