プラットフォームは、レクサスGXはもちろん、ランクル300とも同じGA-Fプラットフォームを採用。「フレーム剛性+50%向上、車両全体の剛性としては+30%向上」と、車体剛性の高さを強調する。
パワートレーンは多彩で、「2.4リッターターボ+ハイブリッド」「2.4リッターターボ」「2.8リッターディーゼル+48Vシステム」「2.8リッターディーゼル」「2.7リッターガソリン」があり、2.7リッターガソリンに6速AT、そのほかは8速ATとの組み合わせ。
ランドクルーザーとして初めてハイブリッドが設定されるのがトピックだが、日本には非ハイブリッドの2.8リッターディーゼルと、2.7リッターガソリンが設定されるようだ。
その他、ランドクルーザーとして初めて電動パワーステアリング(EPS)を採用。スイッチ操作でフロントスタビライザーの状態を切り替えるSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanismをトヨタブランドで初採用する。
安全性については「クラストップレベルの先進安全性能」がうたわれるものの、詳細は未発表。おそらく、レクサスGXに準じた機能や性能のシステムが搭載されるのではないだろうか。
実車の公開はJAPAN MOBILITY SHOW 2023か?
70の発売時期は未定だが、250については「日本では、特別仕様車First Editionを含めて2024年前半の発売を予定しています」とアナウンスされている。
ファーストエディションがどんな仕様になるのかも楽しみだが、300が現在も受注停止状態にあることを考えると、250の販売もスムーズにはいかないかもしれない。購入を考えている人は、頻繁に情報収集をしておいたほうがよさそうだ。
いまだ人気の衰えぬ300に70の日本再導入、250の新登場と話題の尽きないランドクルーザーシリーズ。さらに小さなモデルを開発しているのでは、という噂も耳にするが果たして。
いずれにしても、ランドクルーザーがトヨタの中でも重要な車種であり、質実剛健・ヘビーデューティーな乗り物であることは、これからも変わらないのだろう。250の実車は、10月に開催される東京モーターショー改め「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で見られるのだろうか。
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