「自分はもっと評価されるべき」嘆く人の重大盲点 評価される側が自分を評価することのまずさ
また、自分の知識に自信がありすぎて、相手の評価を受け入れられない人もいます。でも、知識と能力は違います。知っていても実際に使えないなら仕事の場では役に立ちません。評価されていないということは、その職場で持っている知識を能力として使いこなせていないのです。
まずは、自己評価が正しくて他者評価が間違っているという感覚を変えないと、この溝はいつまでも埋まりません。
SNSやプライベートなら「他人の評価は気にしない」「自分を肯定することが大事」でいいのですが、仕事で業績を上げたいなら、他人の評価は絶対なのです。満足いく評価を受けるためには、会社や上司の評価基準を受け入れて、「これは仕事だ」と割り切ることも必要なのです。
無理な要望を聞けという意味ではない
最近は評価に納得できず、転職を繰り返したり、自立を考えたりする人もいますが、「仕事=他人の評価が絶対」という気持ちを忘れると、まずうまくいきません。アーティストなど、尖っていることや個性が売りの人でも、よほどの天才でない限り認めてもらうことは難しいでしょう。
間違っていることでも受け入れろとか、無理な要望でも言うことを聞けという意味ではありません。そういうものは毅然として跳ねのけていいと思います。ただ、会社員でもフリーランスでも起業した人でも、自己評価がすべてではなく、クライアントや顧客など相手の評価も受け入れることが大切だと意識するだけで、今までと状況は変わってくると思います。
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