「低評価レビュー」プロが教える意外な読み解き方 その店の真の姿がリアルに浮かび上がってくる

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店側から見たレビューサイトの本音と、意外な活用術を紹介します(写真:yosan/PIXTA)
レストランは物語の宝庫です。そこにはさまざまな人々が集い、日夜濃厚なドラマを繰り広げています。人気の南インド料理店「エリックサウス」総料理長、稲田俊輔氏の新著『お客さん物語:飲食店の舞台裏と料理人の本音』より一部抜粋し再構成のうえ、店側から見たレビューサイトの本音、意外な活用術をご紹介します。

レビューサイトは「あてにならない?」

食べログやグーグルマップなどの飲食店レビューは、現代において趣味の食べ歩きだけにとどまらず、日常の飲食店選びにも欠かせないツールになっています。実際にその店を利用した人々のリアルな感想がすぐに得られるのはありがたい反面、心無い中傷や根拠のない決めつけもあったりして、「評価があてにならない」という批判もあるようです。

嗜好や価値観は人それぞれですから、そういうことが起こるのもある程度は仕方ないことなのかもしれません。なのでそこは、利用する側が情報を取捨選択して賢く使うしかない、ということになります。

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