「食べログ頼みの人」が知らない良店の見つけ方

「食べログやくざ」にキレる店主いるのも納得

知らない他人が評価するインターネットのレビュー。はたして本当に信用できるものなのでしょうか?(写真:tomos/PIXTA)

ネットの「レビュー」は今や人々の行動に多大なる影響を与えている。通販サイトやグルメサイトにはレビューがあるし、果てはオークションサイトの個人の評判もレビューの対象だ。レビューそのものにも「参考になった」「参考にならなかった」の評価があり、企業はレビューの信頼度向上に努めていることがわかる。転職サイトを見ても企業の評価が数値化されており、さらには元従業員らによる悪評なんかも書かれたりしている。

誰しも数多(あまた)あるレビューを参考にしてから動きたくなるかもしれない。だが、逆を貼って「まったく見ない」という選択肢をするのもアリではないか。だったら何を頼ればいいのかとツッコまれそうだが、個人的には「知り合いに聞く」というのが実は最も有効だと思う。

人々の「知識披露欲」を刺激する

実際、フェイスブックでも、「【ゆる募】博多のおいしい店教えてください」といった人々の「知識披露欲」を促すような投稿は盛り上がる。

こうした書き込みをすると、あれよあれよと店の情報や、その店のすばらしさを語るコメントが寄せられる。実際、私の友人も「6名で3時間以上居座れる都内の居酒屋、レストランを教えてください」と書き込んだところ、普段フェイスブックをあまり利用していないにもかかわらず、該当しそうなお店の情報が4件送られてきたという。

このように、人間には「自分がいいと思うものをほかの人にも教えてあげたい」という欲求がある。ただし、教えてくれるのはある程度、関係性のある人間に限られるため、そんな人々をいかに知り合いにしておくかが、良店を探すうえでは重要だろう。

次ページ「食べログ信者の若者」に怒るS氏
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • コロナショックの大波紋
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! コロナ危機<br>総力特集 土壇場の世界経済

欧米での爆発的な感染拡大により、リーマンショック以上の経済悪化が濃厚です。「自宅待機令」下の米国現地ルポに各国の政策対応、トヨタも国内工場停止に至った自動車産業、ほぼ半値へと急下降したREIT市場など徹底取材。