「部下が伸びない人」にありがちな残念な考え方 ビジネスで成功している人はどんな人なのか?

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「自分に自信のないメンバー」をどう鼓舞して、挑戦させて、成長を促せばよいのでしょうか(写真:horiphoto/PIXTA)
部下がうまく育たない。部下の失敗が怖いから、仕事が任せられない。そんな人もいるのではないでしょうか。国内最大手のマーケティング会社で統括ディレクターを務める山本渉氏は、失敗させないことが大切なのではないと語ります。山本氏の新著『任せるコツ』を一部抜粋・再構成してお届けします。

任せる際に、「周りのメンバーが優秀じゃない」「できないと言ってくるから任せられない」という意見もよく耳にします。

事実、任せようとしても「人見知りなので、取引先との交渉はできないです」「私はまだまだサポート側で、チームリーダーはできません」などの話も組織内ではよく出てきます。

自信がない人を鼓舞する方法

このような自分に自信のないメンバーをどう鼓舞して、挑戦させて、成長を促せばよいのでしょうか。

この場合、能力を上げるというより、マインドを変える必要があります。

その際に最適な「アシステッドスプリント法」をお伝えします。

「アシステッドスプリント法」とは、陸上競技の選手が、走る人をバイクや自転車などで物理的に引っ張り、能力以上で走ることにより、限界値を超える感覚を脳と体に植えつける手法です。

自力ではないですが、速度に慣れることにより、ここまでが限界値だと認識していたリミッターが外れます。

これは、ビジネスに置き換えても同じです。

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