「会社にこき使われやすい人」に共通する視点 共感目標をチームに浸透させるのに必要なこと

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「自分は会社に使われている」という感覚は、多くの会社員が持っているようです(写真:8x10/PIXTA)
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

成績が振るわない、メンバーが互いに無関心でいっさい協力し合わない、仕事を作業と思っており楽しそうに働いていない、離職者が多く人の入れ替わりが激しい……。これらは日本の多くの職場で見られる光景です。こうした環境に疲弊し、働くことに希望を見出だせない人が増えています。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

この絶望的な状況を変えられる唯一の方法が「チームづくり」です。チームづくりがうまくいけば、すべてが劇的に変わります。部下も会社もあなた自身もラクにする、チームづくりのノウハウを指南します。

「目標アレルギー」を発症している部下の存在

「社畜」という言葉があります。会社の言いなりになって、自分の考えを放棄し、奴隷のように働く会社員を揶揄する言葉です。もとは「会社+家畜」を組み合わせた造語ですが、今ではすっかり市民権を獲得しています。

こうして文字にするだけでもひどい言葉だなと私は思うのですが、「俺って社畜だから……」と自虐的に、自分に向けて使う人も珍しくありません。社畜というほど、ネガティブに捉えていなくても、「自分は会社に使われている」という感覚は、多くの会社員が持っているようです。皆さん自身、あるいは皆さんの部下はどのように感じているでしょうか?

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