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バスケ名将ホーバス氏、驚きの「愛される怒り方」 パワハラ確定「許されない怒り方」との決定的差

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  • 岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
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【4】節度のある怒り方

コート上での彼の語気は強く、気迫はありますが、決して、人を傷つけるものであったり、ヒステリックなものではありません。選手たちを鼓舞するための「計算された怒り方」という印象を受けます。

そこには、行き過ぎないように「一定のルール」があるのです。

「お前」といった呼び方はせずに、名前を呼ぶ。また、「こうしろ」という命令口調もなく、「なにをやっているんですか?」と問いかける

「厳しさを残しながら、なるべく丁寧な言葉を心がけました。思いを込めたポジティブな言葉だからこそ、相手も信じてくれる」(同前)というわけです。

リスペクトに年齢は関係ない

【5】「リスペクト」の文化を醸成する

ホーバス監督は、日本の体育会組織にありがちな上意下達の先輩後輩制度にも、異を唱えます

後輩が先輩に遠慮するといった悪弊をなくすために、「コートの上では先輩後輩は関係ない」と言って聞かせました。フラットな関係性がコミュニケーションを活性化させるからです。

女子代表チームのメンバーは、試合中、なかなか声を出せませんでしたが、お互いに声を掛け合えるように変えていきました。

誰が上でも下でもない関係性の中で、相互の思いやりや敬意を醸成する。「年齢に関係なくお互いをリスペクトし合えるチームはやはり、結果にも表れる」(同前)のです。

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【最後「残り2つの秘訣」は?】

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