36×25が一瞬「暗算」数学嫌いも即使えるテク4選 はまったときの効果は絶大、仕事や生活に役立つ
では「特別な小数と分数の関係」を使って「×5、×25、×125」の暗算をしていきましょう。
《例題》36×25
36×25
=36×0.25×100(①特別な小数をあぶりだす、0.25=1/4)
=36×1/4×100(②分数に直して計算)
=9×100
=900
「25=0.25×100」と考えることで、特別な小数をあぶり出すところがポイントです。そうすれば、「36×1/4」の結果を100倍するだけで答えが出ます。上の例題のように割り切れるときには非常に計算が楽になりますし、もし割り切れなかったとしても、ある数に「×25」をするより「÷4」をするほうが簡単です。
類題で練習しておきましょう。
【練習】
(1)72×125
=72×0.125×1000
=72×1/8×1000
=9000
(2)48×375
=48×0.375×1000
=48×3/8×1000
=18000
「特別な」割り算のテクニック
テクニック② ÷5、÷25、÷125の割り算
《例題》9÷125
9÷125
=9/125(①割り算を分数に直す)
=(9×8)/(125×8)(②「特別な小数」を意識して逆約分)
=72/1000
=0.072
「÷5」「÷25」「÷125」は、分数で表した後に分母と分子を「×2」「×4」「×8」すれば、分母が「10」「100」「1000」となるので、計算が楽になります。
分母と分子を同じ数で割る「約分」とは反対に、分母と分子に同じ数を掛けるので、私は「逆約分」と呼んでいます。
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