36×25が一瞬「暗算」数学嫌いも即使えるテク4選 はまったときの効果は絶大、仕事や生活に役立つ

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ちなみに、このテクニックは次の乗法公式の応用です。

(x+a)(x+b)=x2+(a+b)x+ab

例題はx=60、a=3、b=7のケースなので

(60+3)(60+7)

=602+10×60+3×7

=(60+10)×60+21

=4200+21

=4221

となります。

これも類題で練習しておきましょう。

【練習】
(1)34×36
→(3+1)×3=12
→4×6=24
→1224
 
(2)82×88
→(8+1)×8=72
→2×8=16
→7216

日常で「暗算」を使いこなす

どのテクニックも最初はゆっくり練習してみてください。慣れるまでは紙に書くのも良いでしょう。そのうちだんだんと慣れてきて、きっと簡単に暗算できるようになると思います。

こうした暗算のテクニックは、知っている人からすればそんなに難しいものではありませんが、知らない人からすると「すごい!なんでできるの?」と周囲の人に驚かれると思います。また使えるシーンも結構あるものです。ぜひ、活用してみてください。

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永野 裕之 永野数学塾塾長

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ながの ひろゆき / Hiroyuki Nagano

1974年東京生まれ。暁星高等学校を経て東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代には数学オリンピックに出場。レストラン経営、ウィーン国立音大への留学を経て、現在は個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)の塾長を務める。著書に『東大教授の父が教えてくれた頭がよくなる勉強法』(PHPエディターズ・グループ)、『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)などがある。

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