36×25が一瞬「暗算」数学嫌いも即使えるテク4選 はまったときの効果は絶大、仕事や生活に役立つ
ちなみに、このテクニックは中学で習う次の乗法公式を利用しています。
(a+b)(a-b)=a2-b2
2つの数の「和の半分」や「差の半分」を考えるのは、x×yという計算を(a+b)×(a-b)に変換できるようにaやbを求めたいからです(下記参照)。例題はx=32、y=28のケースですね。
x=a+b, y=a-b
→a=(x+y)/2, b=(x-y)/2
これも練習しておきましょう。
【練習】
(1)63×57
→(63+57)÷2=60
→(63-57)÷2=3
→602-32=3591
(2)204×196
→(204+196)÷2=200
→(204-196)÷2=4
→2002-42=39984
一瞬で答えが求まる2桁の掛け算
テクニック④ 一の位の数の和が10で、十の位が同じ2桁どうしの掛け算
《例題》63×67
手順① 十の位の一方を「1」増やして十の位どうしを掛ける
→(6+1)×6=42
手順② 一の位どうしを掛ける
→3×7=21
手順③ ①と②を並べる
→4221
「一の位の数の和が10で、十の位が同じ2桁どうしの掛け算」というのは随分と条件が厳しいと思われるかもしれませんが、この条件にはまれば、かなり簡単に計算できてしまいます。
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