36×25が一瞬「暗算」数学嫌いも即使えるテク4選 はまったときの効果は絶大、仕事や生活に役立つ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「÷5」ではあまり恩恵は感じないかもしれませんが、「÷25」や「÷125」の計算はずいぶんと楽になる感覚を味わってもらえると思います。これも類題で練習しておきましょう。

【練習】
(1)13÷25
=13/25
=(13×4)/(25×4)
=52/100
=0.52
 
(2)21÷75
=21/75
=(21×4)/(75×4)
=84/300
=0.28

(2)では、「0.75=3/4」であることから、「75×4=300」であることを利用しています。

近い2数を掛けるときに効果的なテクニック

テクニック③  差が偶数の掛け算
《例題》32×28
手順① 2つの数の和の半分(平均)を出す
→(32+28)÷2=30
手順② 2つの数の差の半分を出す
→(32-28)÷2=2
手順③ (①の数)の2乗-(②の数)の2乗
→302-22=900-4=896

手順①で求める和の半分(平均)が「30」のようにキリがよく、さらに手順②で出す「差の半分」が小さな数になるときには、とくに威力を発揮するテクニックです。

次ページなぜこの計算が成り立つのか?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事