相手に「話を聞いてもらえない人」の話し方の特徴 自分の話を押し通そうとしていませんか
一方、相談であれば、相手は「アドバイスをする」という姿勢になります。そして、アドバイスをするために、あなたの話を聞いてくれます。あなたが何を考えているのか。そこにはどんな理由があり、どんな論理構成なのか。その理由に違和感はないか。論理に矛盾は含まれていないか。そもそも、モレている前提知識が存在しないか。そういうことを考えるモードになります。
もちろん、連絡も大切です。情報をこまめに伝えていくことで、信頼を築けます。進捗が思わしくないとか、何か問題が起こりそうだとか、そういうネガティブな情報も積極的に伝えましょう。そうすることで相手が「知らない」「聞いていない」と言えなくなります。言い方は悪いかもしれませんが、一種の「共犯者」になり、仲間として、共に問題に立ち向かってくれるようになります。
報告をしないといけないタイミング
とはいえ、仕事においては、連絡や相談だけでなく、報告をしないといけないタイミングがもちろんあります。ただし、仕事上のコミュニケーションであれば、多くの場合、報告を行うタイミングは数日~数週間先になります。
何かを依頼されたり、何かの仕事をすると宣言してから、何日間も何の連絡もなかったら、上司や先輩はどのように感じるでしょうか。おそらくは「ちゃんと問題なく進んでいるのだろうか」「もしかしたら、忘れてしまっているのではないか」と不安な気持ちを抱えることになります。
ですから、そうなる前に相手に情報を渡すのです。できるだけ早いタイミングがいいでしょう。また、1回だけで終わらず、複数回、連絡や相談を行うことをおすすめします。もし可能ならば、定期的に相談する時間を、あらかじめ確保しておくのも良案です。
進み具合が順調であっても、そうでなくても、定期的に情報が入ってくれば、上司や先輩は安心します。何か問題があったならば、早いタイミングで方向修正を指示することもできます。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら