挨拶で「顔と名前が覚えられない」防ぐ簡単解消法 記憶プロ直伝「興味ない事」ずっと忘れないコツ

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ではいったいどのように、ストーリーやイメージを作ればよいのでしょうか。ここでは3つの方法をお伝えします。

実は日本人の名前は覚えやすい?

①名前の漢字からイメージを作る

日本語は表意文字である漢字を使います。その漢字の意味から、イメージをつくればよいのです。

たとえば「水上」さんだったら、「水上スキーが趣味の人」というようなイメージをつくり、「楽しそう」という感覚と一緒に頭に入れます。それはまったくの妄想で構いません。

また突拍子のないイメージでも差し支えありません。むしろ荒唐無稽なイメージのほうが、脳に強烈なインパクトを与えるため、記憶が定着しやすくなります。

このとき、「水上」という文字情報を一緒に記憶しようとしないことです。脳が覚えにくい文字情報をいくら覚えようとしても、負荷をかけるだけで難しいものだからです。

イメージさえいったん頭に入れれば「水上スキー」というイメージの記憶がフックとなり、「水上」という名前も自然と思い出せます。

②名前の読みからイメージを作る

漢字からイメージをつくりにくい場合、名前の読みからイメージを作りましょう

たとえば「八木さん」だったら、「ヤギを飼っている人」「山森さん」なら「いつもごはんが山盛りの人」

「加賀美」さんだったら「かがみ」という読みから「毎朝、鏡をうっとりと眺めてメークをしている人」というイメージを頭に思い浮かべます。

名前から連想したもので感情を動かすと、記憶しやすくなる。「水上」さんだったら、「水上スキーが趣味の人」というイメージをつくり、「楽しそう」という感覚と一緒に頭に入れる。「八木さん」だったら、「ヤギを飼っている人」。「山森さん」なら「いつもごはんが山盛りの人」。突拍子のないイメージのほうが、脳に強烈なインパクトを与え、記憶が定着しやすくなる(イラスト『A4・1枚記憶法』より)
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