少ない材料で超簡単、コク旨「トマトパスタ」作る技 ランチの定番「自分好み」にアレンジするのも楽しい

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●トマトソース(作りやすい分量 3~4食分)の材料
ホールトマト             1缶(400g)
玉ねぎ                1/8個(20g)
にんにく               1片
エクストラバージンオリーブオイル   大さじ2
塩                  小さじ1/2
●トマトソースのフェデリーニ(材料2人分)
フェデリーニ             160g
トマトソース             200g
バジル                適量

缶詰で売られているホールトマトのほかに必要な材料は「オリーブオイル」と「香味野菜」です。香味野菜には主に玉ねぎが使われます。玉ねぎが多すぎると甘みが勝ち、くどい仕上がりになってしまうので、入れすぎには注意しましょう。お店ではホールトマト2.5kgに玉ねぎ1個くらいがふつうなので、今回は1/8(20g)だけ入れました。

玉ねぎはみじん切りに、にんにくは皮をむき、半割にして、芽があれば取り除いておきます。

トマトソースの材料
ホールトマトは製品によって味が違うので、いろいろ買って試すのもいいでしょう

ふたができる鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかけます。

オリーブオイルとにんにく
厚手のステンレス製の鍋を使うと、焦げにくく失敗するリスクが減ります

にんにくがオリーブオイルに浸っていたほうが加熱効率がいいので、ガス火であれば鍋を傾けるといいでしょう。IHの場合は無理に傾ける必要はなく、にんにくをときどき裏返せばいいでしょう。にんにくからふつふつと泡が出てきたら弱火に落として、1分加熱します。

にんにくの香りをもっと強く出したければにんにくをみじん切りにします

1分経ち、うっすらと色づいてきたら玉ねぎを加えます。火を中火に強め、鍋を揺すって1分間さらに加熱しましょう。

玉ねぎを加えると油の温度が下がるので、にんにくが焦げるリスクは減ります

玉ねぎがうっすらと色づいてきたら、ホールトマトを加えます。

ホールトマト
ホールトマトを一気に加えると油跳ねが防げます

沸いてきたら弱火に落とし、ふたを少しだけずらした状態にして、15分加熱します。焦げる心配はほぼないのでタイマーをセットしておけば大丈夫。

ふたをして加熱
ふたを少しずらした状態にするとトマトソースが適度に煮詰まって味が凝縮します

時間になったら火を止め、ふたを外します。トマトはすっかり煮えて、やわらかくなっているはずです。

15分経った状態がこちら

泡だて器でトマトとにんにくを潰します。加熱する前にホールトマトを潰す方法もありますが、やわらかくなった加熱後に潰したほうが効率的です。

泡だて器を持っていなければフォークを使ってもいいでしょう

トマトソースを保存できる容器に移しますが、可能であれば重さを確認して、370g以下になっていることを確認してください。370g以上であれば鍋に戻してさらに加熱し、水分を蒸発させて調整します。分量の塩を加えればトマトソースの出来上がりです。この状態で3〜4日冷蔵保存、あるいは冷凍で2カ月は保存できます。

トマトソースを計量
トマトソースは計量すると味のブレが少なくなります

トマトソースは煮詰めるほどに味が濃厚になるので、どれくらい煮詰めるかという点でお店や作り手の個性が出ます。まずはレシピどおりに作ってみて、酸味が強いと思えば煮詰める時間を増やしてください。その場合、トマトソースの出来上がり重量が小さくなるので、加える塩の量も調整する必要があります。加える塩は出来上がり重量の0.8%が目安です。

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