「ChatGPTで仕事消える」嘆く人が見えてない真実 「生成AI」を使いこなすためには知識が必要

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「生成AI」との向き合い方について解説します(漫画:筆者作成)
「ChatGPT」の登場で「生成AI」に一気に注目が集まっています。「人間の仕事を奪われる」と危機感を持つ人もいるようです。
私たちはAIとどのように向き合えばいいのでしょうか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが解説します。

生成AIは仕事を奪うライバルなのか?

(漫画:筆者作成)

※外部配信先では図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

近ごろ、生成AIが話題になっています。生成AIとは何かを簡単に説明すると、入力したテキストの内容に応じて、AIがオリジナルのテキストや画像を生成するシステムのことです。有名なところではChatGPTでしょうか。

ChatGPTはアメリカのOpen AI社が開発した人工知能チャットボットです。OpenAIに実際に登録して私も試してみましたが、正直、今までAIに対して抱いていた「できること」のイメージをはるかに超えており驚いてしまいました。

ChatGPTに入力したテキストはAIの訓練データとして活用される仕様でしたが、機密情報の漏洩問題などから、今はAIとユーザーのやり取りを保存しない機能も実装されているので、入力したデータをAIのトレーニングに利用されたくない人は、そちらで試してみるといいでしょう。

生成AIに関する話題はいろいろとありますが、今回は生成AIに仕事を奪われるのではないかという不安と、リスキリングについて考えてみました。

実際に自分がChatGPTを使ってみて思ったことは、生成AIにできることと人間にできることの棲み分けさえすれば、生成AIは仕事を奪うライバルではなく、便利なサポーターとして役に立ちそうだということです。

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